西島悠也|歌手の発声練習
歌が上手くなるには発声の方法や滑舌を良くする練習法など、歌唱力UPにはチャレンジすべきことがあります。
腹式呼吸を行う練習方法や、声帯を意識して発声する方法は、自分ひとりでも行うことが可能です。
少し発声に気をつけてトレーニングするだけでも、声の出方や声量が変わります。
【リズムをつかむ】
リズム感は歌が上手い人の必須条件です。
発声しながらリズムを取っているつもりでも実際にはズレていることがあります。リズムがズレると調子が狂い音程を外してしまうことにつながります。主観ではわかりにくいため客観的な視点や基準を意識することが重要になります。
そこで便利なのがメトロノームです。
メトロノームはセットした一定のリズムで時を刻んでくれます。
テンポを速くしたり遅くしたり、4拍子や3拍子など調子を変えてメトロノームのリズムに合わせて手を叩いてみましょう。
メトロノームに合わせられるようになったら、メトロノームなしで手を叩いてみます。
自分のリズムがずれているかどうかの参考になるはずです。
いろんな速さで練習すると、次第にリズム感が養われていきます。